タイのウドンタニ県に移住して8か月が過ぎました。。。。
ある日の知り合いのおばあさんとわたしのお話。
おばあさん「死んで、生まれかわってからも、この村に戻れますように、、、」
わたし「なぜ、この村で生まれかわりたいの?」
おばあさん「ここのうまいナスを食べるため。また夫婦そろって、この村に生まれかわりたいね。この村の土地とナスは相性がいいんだよ。。。野菜や果物を庭に植えてるんだけど、ナスが特にうまいんだよ。他の土地とは違うね」
↑これがおばあさんから頂いたナスです。ゴルフボールぐらいの大きさです。
『生まれかわり』を信じているタイの人は多いです。
どちらかというと信じない僕は、
おばあさんから、感動的な理由を期待していたのですが、
「ココのナスがうまい」。。。。
おばあさんから出てきた言葉はとてもシンプルでした。。。
その土地で逝きたい、そして生まれかわりたい、
それは、
その土地への愛着、
それは、理屈じゃなくて、
味、におい、音、光、色、風、、、
体全体で感じること。
自分が暮らす土地での
「うまい料理」
「懐かしいにおい」
「目に焼き付いた風景」
だったり、、、
おばあさんは、ナスのうまさから、村や庭、そして死んだだんなさんのことなどをイメージできるんだろうな。
タイのウドンタニ県に移住した私。
いま、庭に野菜や果物を植えています。
種から、育てているんですが、
うまい野菜や果物ができたら、そのもとになる土やその土地がなんか愛おしくなる。。。
「うまい」を思い出に
自分もこの土地を愛し、ここで逝く、
そして、
生まれかわる、、、か、どうかはわかりませんが、、、。
(終わり)
お坊さんの指導によるマインドフルネス(瞑想)指導、
お坊さんと病院が協力する在宅でのみとり、
湖や川での散骨体験などをしていただきます。
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