逝き方から、生き方を創る東北タイの旅ーこの地で家族を持ち、暮らし、そして看取るー

タイ東北部のウドンタニ県に移住したわたしが、いつかここで逝くための長い旅を記録するブログです。 老いた母を殴りそうになった私。死や、老いに悩んでいた私。そんな私を救ってくれたのは、タイで出会った穏やかに自宅で逝く姿と、彼らの生活。父母をメコン川に散骨後、タイに移住し、ここで逝くことに決めました。 かれらの逝き方は、普段の生き方に支えられています。『逝き方から、生き方を創る』と名付けたのはこのためです。東北タイのみとりと生活を体験する旅を企画しています。詳細はhttp://www.peacefuldeath.life



この旅は

ホテルには泊まらず、
 

お寺の宿坊や、村でのホームステイがメインです。。。

 

だから、持ち物には少し工夫がいるかもしれません。。。

便利な持ち物をあげてみました。。。
 

①蚊よけ

暑い国なので、特に雨季5月から10月ぐらいまでは必須かと。。



単四電池1個で動きます。
 

商品の詳細

どこでもベープ 携帯虫よけ №1未来セット メタリックグレー 本体+取替




商品の詳細

蚊がいなくなるスプレー 200日 ローズの香り 45mL (防除用医薬部外品)


  • 蚊がいなくなるスプレー 200日 無香料 45mL (防除用医薬部外品)

蚊がいなくなるスプレー 200日 無香料 45mL (防除用医薬部外品)



タイでは、あまり蚊よけはありません。。。

レモングラスを使用した蚊よけがあります。。


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村に行けばどこの家の庭にも生えています。。
 

タイの人が、あまり蚊に刺されないのは、

タイ料理に、このレモングラスがよく使われているから???

「(辛いタイ料理を食べている)タイの人の血は辛いけど、日本の人の血は甘い、、、」
レモングラスを使った蚊よけ 


20170321_121341




②かゆみ止め

商品の詳細

【指定第2類医薬品】ムヒアルファEX 15g ※セルフメディケーション






タイの人は、「かゆみ止め」として↓を使ってます。。

20170317_165508[1]

左はミントの香りがします。右はタイガーバームです。。。



③懐中電灯

早朝の瞑想でお堂に向かうとき、就寝時のトイレなど、枕元に置いておくと便利です。。。



わたしは、

100円ショップで購入したのを使ってます、、。


20170317_182239[1]

小型。
単四電池が3つ必要です。
しかし、意外と消耗が激しいようです。

少しいいやつだと以下のようなものもあります。
 

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日本の母とタイの義母のお葬式の話です。

うちの母は新年あけてすぐに、
風呂場でたおれて、
亡くなりました。

死亡診断書を書いてもらった病院では、葬儀会社が待ってるには驚きました。

その後は彼らが中心で、どんどん進んでいく。。。

遺族は、何も言えない。
自分たちでやる葬式の出し方なんて知らないから。

結婚式を
自分たちでやる人もいるが。
葬式は、どうなんだろうか。。

それにしても、
味気なく、
つまらない、式だった。
何度でも言うけど、
ほんとうに、つまらない。

自分たちで送った感なし。

その時の出来事が
のちにメコン川での散骨になるのだが、、、

そのお話は、また別の機会で、、、。
(40代ダメ息子が母をメコン河に散骨の理由、それはタイで生きる決意。)

いっぽうで、義母の葬式。
つまりタイ人の妻の母の葬式。

タイは葬儀会社がないから、自分たちでやる。

義母がなくなった時、
ちなみに私が、最後の脈をとった。。

料理は、近所のおばさんたちがやってきて、みんなで作った。

おっさんたち、こども、
犬、猫、
象!
いろんなのが入り乱れる。

その合間に、
ステージでは、演歌歌手のショー。
カラオケ大会、
映画大会、

三晩中、徹夜で酒と食事を食べながら、、、、。
葬式舞台

笑いが絶えない!
残されたわたしたち遺族は、さっさっと就寝。
あとは、残された参加者が、勝手にやってくれる。

最後は、お棺を神輿に乗せて、焼き場まで、ばくちを鳴らしながらみんなと道を引いて歩く。



おどろいたのは、

みんな、慣れてる。

なんか、
感心してしまう。

誰かがリーダーシップをとるまでもなく、
近所の人たちが
故人との関係の濃淡で、
自分のやることを迷うことなく、淡々と行う。

そして、
時に
泣き、
時に
笑う!

その後は、
みんなの表情は、
晴れ晴れ!
そして、日常に帰っていく。

何がおかしいのか、
よく、大笑いしていた義母。
そんな義母ににあう葬式。


義母も、かつては、送る側で、手伝っていた。
今度は自分が送られる番。

こんな葬式ができる地域は、

逝く人も、
生きてる人も、
楽だろうな。。。

さて今度は自分の番か、、
いま、45才のわたし、、。
いつ、どのように、逝くか?
わからないけど、

いつか逝くことはたしか。

だから、
とにかく、
いまココを、生きる。

(終わり)


お知らせ
2017109日から14日です。
日本の人があまり知らない、
タイ東北部のナコンラチャシーマー県、コンケン県で、
僧坊に泊まったり、ホームステイしながら、お坊さんの指導によるマインドフルネス(瞑想)指導、お坊さんと病院が協力する在宅でのみとり、湖や川での散骨体験などをしていただきます。










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ライオンエアからの眺め

日本の介護施設で、働いていたときのこと。

おじいさんの一人が

「にいちゃん、、、、、」

「なんで、死ぬのに、生きるんやろ」


「えっ、、、、えっ、、、、、」
あのときの自分は、何も答えられなかった。



あのおじいさんの一言がずっと気になっていた、、。

その日の夢は、
10年以上前にホームステイしていたタイの農村がでてきた。
水道も電気もない、そんな村だった。

あのおじいさんが、なぜかこの村にいる。
そして、手に鎌をもっている。
自分「どこ、行くん?」。
おじいさん、「稲刈りが終わって、帰るんや」。

彼の額に汗が光っている。

そこで
目が覚めた。


わたしの村には、
じいちゃん、ばあちゃんが、
座り込んで、話をしたり、
ゆっくりと手仕事をしたり、
牛を追ったり、
子どもの面倒を見たり、

いつのまにか
軒先で寝てたり、

そして、
ボケたじいちゃん、ばあちゃんも、
誰にとがめられるわけではなく、
村をウロウロとしていた。

それでいて、
村の人の目の端には、
じいさん、ばあさんの姿があった。


やがて寝たきりになったじいさん、ばあさん
その周りには、
家族、
近所の人、
多くの人がたくさんいた。

子どもが寝たきりの布団のそばで走り回り、、、。
犬や猫、鶏もいる。。

さっきまで生きてた人が、
みんなの目の前でゆっくり死んでいく。

そして、
残された人は、お寺の火葬場で上がる煙を見上げている。
いつか自分も、あの煙になる。。。


死ぬのに、生きる理由など

犬も喰わないよ。


私たちは、

ただただ

「生きるてから、死ぬ。」

それだけ。

(終わり、、のはず)


お知らせ
2017109日から14日です。
日本の人があまり知らない、
タイ東北部のナコンラチャシーマー県、コンケン県で、

僧坊に泊まったり、ホームステイしながら、

お坊さんの指導によるマインドフルネス(瞑想)指導、
お坊さんと病院が協力する在宅でのみとり、
湖や川での散骨体験などをしていただきます。
詳しくは、

ツアーのHP
http://www.peacefuldeath.life
















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